最初から8pで作りたいとか、なんとか12pで収めたいとか、予算との兼ね合いもあるので決めてかかるというケースもあるでしょう。しかし伝えるべきコンテンツを整理してからページボリュームを考えるのが定石です。1ページで伝えられる情報量にはおのずと限界があります。あれもこれも詰め込んで、読み手側にはなかなか伝わらないケースもよくあることです。イメージページを作ることでパンフレットの出来がアップし読み手側の印象を変えられることがあります。逆に情報が散漫過ぎて上手く伝わらないケースもあるでしょう。客観的に情報がどのように吸収され、読み手の頭の中で消化されていくかを考えなければなりません。実際に原寸大の紙に、各コンテンツを手書きで落とし込んでみると、そのイメージはつきやすくなります。試行錯誤した上で適切な構成が出来上がり、それにふさわしいページボリューム決定してくるわけです。